2021年の婚姻件数が戦後最少を更新するなど、
「結婚離れ」が進んでいると言いますねえ。 由々しき問題です。
かつては男女とも9割超が1度は経験する結婚と言う一大イベントでしたが、
今、男性のほぼ4人に1人、女性の6人に1人が、
「生涯未婚」とされる時代を迎えているんですね。
厚生労働省が発表した2021年の人口動態統計によると、
婚姻件数は戦後最少の約50万件だったそうです。
ピークは団塊世代が25歳前後となった1972年で、
今はその半分以下の水準となっています。
少子化による若年層の減少だけの問題でしょうか。
仕事でのキャリアアップや、結婚よりも自分の時間を大事にしたいといった、
価値観の変わり様もあるんでしょうねえ。
家事育児の負担や経済的な不安も挙げられています。
かつては町のオバチャンや、職場の世話好きな人が縁談を持ってきましたが、
今や「おせっかいババア」扱いにされてますから。
新型コロナウイルスの感染拡大が、更なる追い打ちをかけました。
結婚式の延期や中止、結婚自体を取りやめる人が相次いだとの話もよく聞きます。
デートもままなりませんでしたしね。
結婚せずに、どう自分の幸せを見つけて行くのか、
案外と深刻になりそうな将来だと思うのですが…